俺のカレーは番長のカレー(カリー)

巷で話題の東京カリ〜番長のカレーですが、
ためしてガッテンのカレー特集がすごい!

いや、巷で話題なのは「試してガッテン」かもしれませんが、
僕のカレーはカリ〜番長のカレーです。多分。


僕は「試してガッテン」見てないんですが、確かになんかすごそう。

今回のかくし味がマイナス要因だったわけは、市販のルウのもつ基本的な味にそのままかくし味を足したことで「味のリミット」を超え、「濃すぎ」「甘すぎ」という「くどさ」として感じられてしまったのでした。

これ、ものすごいわかります。
僕もかれこれ5,6年前、この壁にぶち当たりました。
市販ルウ派の癖にいっちょ前に試行錯誤を繰り返し、
もがけばもがく程、エグみが増す一方、
時間をかければかけるほど、なんだかドロみが増す一方なそんなある日。


久しぶりに帰った実家で出された母親のシンプルな圧力釜使って30分程で作られた
カレーの方が旨かったショックったら、もう。
さんざん時間かけて距離詰めてなんとか口説こうとしてた女の子が
あっさりナンパされてたようなショックですよ。
ないけど、そんな経験。


片や糸井重里氏も「カレーは引き算の旨さだ」
と言ってたような気もうっすらとします。


そんなスパイスから一から作る派転向を考え始めたある日、
当時ほんの一時愛読してた TVブロスなる TV雑誌のくせに映画情報と
タレントの陰口しか載ってないような雑誌に、
東京カリ〜番長がレシピを載せてたのでした。


東京カリ〜番長のブログカレー

時期的に多分この TV ブロスへの言及がそうだと思うんですが。
http://blog.excite.co.jp/eventcurry/i9


てことは 2000年 で僕がまだミレニアム大学生でミレニアム留年中だったころです。


で、試しに作ってみたんですが、忠実に再現した結果
半日くらいかかって作ってみて、で、食べてみて、感想は


「・・・」


でした。
何食べてるのかわからんかった。
少なくともそれまで食べたことないもんだった。


おいしいけどさあ。これ、カレー?的な。


で、当時の彼女に食べさせたら絶賛だったので、
あ、いいんか。これカレーか。とやっと落ち着いたのでした。


それ以来7年くらい、僕のカレーはずっと番長のカレーなのです。
因みに番長はカレーのこと「カリー」と呼べって言ってた気がします。


全部、うろ覚えなので間違ってたらごめんなさい。
うろ覚えなのか、うる覚えなのかもよくわかりません。
レシピも書こうと思ったけど、能書長くなりすぎたのでまた次回。